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![]() 防犯レスキュー顧問:防犯博士 |
| マスコミなどではピッキングによる被害が大々的に取り上げられてきましたが、実は泥棒がよく狙うのは窓で、普通のガラスであればたったの20秒ほどでドライバーでクレセント(窓の掛け金)付近のガラスを割って、手を入れてクレセントを外して窓を開けて侵入してしまいます。 さらに熟練した泥棒になると、破壊音もさほど立てずにガラスを割ることができるので、他人に見つかる可能性がさらに低くなります。 泥棒の侵入手口のうち、実に55%はガラス破壊による侵入で、特に一戸建てで多く被害が出ています。その理由は、1階部分に塀や植木、物置など、どこかに死角がある家が多いため、ガラス破りの現場を他人に見つかりにくいことがあげられます。 ところでガラス破壊といってもガラスを割ってあけた穴から侵入するわけではなく、要はクレセント周りのガラスを割ってクレセントを外し、窓を開けて侵入するのが泥棒の狙いです。 |
| 対策を施すには、ガラスを割れないように強化することも当然大事ですが、それより単純かつ効果的なのは、クレセントを外しただけでは窓が開かないようにすれば良いわけです。 各メーカーから、窓に貼り付けるなどして追加施錠できる補助錠が各種販売されています。 取付けるポイントとしては、泥棒の手が届きづらく、目に付きやすい窓ガラスの上の部分に取付けるのが効果的です。 また、ガラス破壊の際の振動や開閉に反応して警報を鳴らすアラームもあります。振動センサーはガラス面に貼り付け、窓の外側から警告表示ステッカーが見えるようになっていますので、泥棒に犯行をあきらめさせるという効果もあります。 補助錠やセンサーではどうしても不安という方は、各大手ガラスメーカーが2001年販売を開始した「防犯ガラス」に取り替えるという手もあります。 これは、2枚のガラスの間に特殊樹脂膜を熱圧着させたもので、樹脂膜が破壊工具の貫通を防ぐ構造になっています。 もっと低予算でできる対策としては、飛散防止フィルムがあります。 これは今お使いの窓ガラスに水で貼り付けられる樹脂製のフィルムで、防犯ガラスと同様にガラスの破壊を大幅に遅らせる効果があります。 もう一度窓ガラス破壊に有効な対策をあげると・・・
といったものがあげられます。 窓の数は一戸建てになるとかなり多いので対策も大変ですが、ドアや窓の破壊によって侵入してきた賊は必ず何らかの凶器を所持しているので、万一はち合わせしてしまうと生命の危険すらあります。 安全のためにはまずしっかりと防犯対策していることを泥棒に見せつけることが大事です。 |